カウンセリングの疑問がわかるコラム ~(全4話)~
第四話:カウンセリングとコーチングの違いは何?
予約時点でよく頂戴する質問です。
「カウンセリング」と「コーチング」どちらを受ければいいでしょうか?
「カウンセリング」と「コーチング」では何がちがうのですか?
という質問を多く受けます。
実は、これには明確な基準があります。
過去の自分自身の「感覚」と「思考」を整え、本来の自分自身を取り戻す「統合」
作業を行うのは「傾聴カウンセリング」が第一手法として選択されます。
一方、未来の具体的な変化や、実現したい未来へ効率的に向かっていく「変化」の
お手伝いをする場合は第一手法として「コーチング」が選択されます。
簡単に、今の悩みが「過去の統合」にある場合は傾聴カウンセリング、
「未来の変化」はコーチングを検討してください。
とはいえ、人というのは、過去の自分の経験により「変化」を邪魔されたり、
「今と未来」の事情により、過去を封印することもあります。
お客様の状態によっては、この基準を行ったり来たりしてカウンセリングが進行します。
現実には、
コーチングの要望であっても、過去の統合できないことが引っかかって未来にすすめなかったり、
(一時的にカウンセリングが必要な場面)
カウンセリングの要望であっても、課題が緊急なため、今や直近の未来への具体的な方策が必要だっ
たり(一時的にコーチングが必要な場面)します。
弊社のカウンセラーはコーチング技術と「傾聴」技術を持ち合わせた
カウンセラーを養成、採用しています。
現場でカウンセラーを交代せずに「カウンセリング」と「コーチング」を
使い分けすることが可能なのも、弊社のカウンセラーの特徴です。
鍛えらえれたカウンセラーがその場その場で話を伺い、
「今何をしたほうがベストか」を提案さしあげますので、ご安心ください。
文章:公認心理師 サイモン隆明
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