受講生の声


傾聴理解編7 自己受容〜無意識の努力をわかってあげる

「自己受容」については以前にも少し学びましたが、今回は、その重要性がより明確になった講義でした。

心の中には、意識(こうあるべきという概念)と、無意識(経験から感じた事柄と意識に上がって来ない欲求)の両方が常にあります。この2つが重なっているほど、自己一致度が高いと言えます。そして、クライエントさんは、不一致の状態で来られます。

ここで、新たに登場するのが「適応と不適応」です。不適応は、社会や人間関係に適応できなくなる状態で、不一致とは異なり、日常生活に大きく影響します。例えば、会社で不適応になれば、仕事を続けるのが困難になり、悪化すれば失業となるわけです。

重要なのは、クライエントさんがどうにかしたいのは、不一致ではなく不適応の方だと言うことです。不一致の状態にあっても、そこに折り合いをつけて生活することができるのであれば問題はありません。

カウンセラーは、不一致に気づいても、先走ってそれを暴くこと無く、クライエントさんが自己受容できるように寄り添って行きます。受容できていない無意識の部分が問題になる場合、そこには防衛規制が働いている〜つまり、思い出したくない部分だからです。無理矢理不一致をどうにかしようとすると、クライエントさんとの信頼関係が崩れてしまったり、傷を広げてしまうことにも繋がります。

クライエントさんが自ら自己受容できたとき、自分の無意識下の努力を思いやる気持が芽生え、そこから自己一致が深まるのだそうです。ここまで来ることができれば、合格と言えるのかもしれません。

実践経験の無い私にとっては、今はまだ、この一連の流れをイメージするしか無いのですが、忍耐強くこの自己受容に至る経過に寄り添うことのできるカウンセラーを目指したいと思いました。


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