受講生の声


傾聴理解編4 同感と共感

次のテーマは、「クライエントさんと自身(カウンセラー)は、まったく異なる存在である」と認識することから始まりました。

なぜ、それが大切なのか?それは、おそらく、人間の本質的な部分に、「普通」や、「常識」と言う物差しが有り、それを他者にも当てはめて考えてしまいがちだからではないでしょうか。他人は自分とは違うもの。当たり前のようでいて、実は自分の常識は一般にも通用すると、無意識のうちに考えてしまう。これは、カウンセラーにとってあってはならない間違いなのだと思います。

それを踏まえた上で、どのように関わって行くかと言うことになりますが、ここで登場するのが「同感と共感」です。一瞬、大差無い言葉のように思えなくもないのですが、これは全く異なるアプローチなのだと教わりました。

それは、実習をしてみて、すぐにわかりました。

まず、始めに、「同感のカウンセラーの○○です」と名乗り、相手の話に大きく関心を示し、ときには話題に食い込むほどの勢いで会話します。これは、ワイワイと盛りあがりますが、これでは友達同士の会話と変わりません。
次に、「共感のカウンセラーです」と名乗り、聴く姿勢を大切にしながら相槌を打ち、深く話を聴くスタイルに戻します。こちらは、会話は穏やかで盛り上がりはありませんが、聴いてもらえていると言う安心感が生まれました。
同感は、クライエントさんと同じ場所に身を置くので、その先へ進んで行くことができない、これではカウンセリングを受けに来た目的が果たせません。状態によっては、最初に同感的に関わって場の雰囲気を盛り上げることも必要ですが、基本的には共感的に関わりながら、表情や言葉から問題のヒントを見のがさないようにして行くことが大切と感じました。

毎回、実習をする度に、身をもって知ることの多いことに気づかされています。


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