受講生の声


傾聴理解編3 意識と無意識

続いては、意識と無意識の関係性について学びました。

意識は、脳で考えることのできる感覚なので比較的理解しやすいし、受け入れやすいものです。逆に、無意識は、その逆にあるもので、無意識下で起きている事柄を理解したり、受け入れたりすることは難しいのです。ただ、人間は意識だけでは生きられないもの、無意識の感情(言葉にできない気持ち)ともうまくつき合って行く必要があります。

私は、意識は理性、無意識は欲求・或いは誘惑と、とりあえず大ざっぱに捕らえることにしました。理性では、「夜中に食べると身体に悪い」と考えますが、無意識の欲求はお腹が空いたから食べたいと主張する、そんなイメージです。無意識は、気づかない所でふくれあがります。そして、何度も繰り返しやってくるのです。それを意識できる範囲でコントロールしながら生きている、それを意識と無意識の共存と理解しました。

けれど、無意識があるから平常でいられる場合もあります。「(辛いから、悲しいから)忘れてしまおう、無かったことにしよう」というような感覚です。これを、「防衛機制」と言います。防衛機制を働かせることで、無意識のうちに心を守っているのです。

カウンセラーは、クライエントさんが無意識に心の奥に閉じ込めている見たくないものに気づいても、すぐさまそこに触れようとしてはいけない、そこに触れることは、とても危険な行為と知りました。なぜなら、そこにある何かは、心の傷と直結している可能性があるからです。それは、暴力的行為なのかもしれません。ひたすら、クライエントさんが意識と無意識をうまく共存させられるようになるのを見守り、お話を聴く。それは、とても気の長い作業かもしれませんが、大切なプロセスだと思います。

今回は、実習は無く、ひたすらメモを取りながら自分の心と向き合う、そんな時間になりました。


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